香港はかつての英国領という名残りもあり、また経済自由度の高さから世界から多くの人、カネ、モノが集まる世界有数の国際都市です
香港ローカルのほか、本土からの中国人、欧米人、アジア諸国出身のヘルパーさんたち、韓国人やインド人、遠くは南米や中東からも多くの人が同じところに平和に暮らす不思議な空間です
自然と各地の「本場」の味が集結することになり、ひとつの都市にいながら世界のグルメが楽しめます
この記事では、そんな国際都市 香港で日本ではなかなか会うことができない地域のレストランをご紹介します
観光であっても、ずっと中華を食べるわけにもいかないと思いますから、予定の中で一食くらいアクセントとして加えてみるのもいいですね
それでは最後までご覧ください
Mono 【中環】

2019年香港にオープンのMonoは、ラテンアメリカ風味がフレンチと融合したおしゃれなラテン料理です
ベネズエラにルーツを持ち、欧州の一流レストランでの修行を経たRicardo Chaneton氏が腕をふるうその料理は、2024年ミシュラン一つ星で、その実力はお墨付きです
モダンな内装ながら、30席の距離感が親密な印象を演出
テイスティングメニューもありますので迷ったらチョイスして試してみるといいでしょう
Chullschick 【中環、湾仔】

湾仔と中環に店を構えるChullschickはペルーのロティサリー(鶏を駆使してに刺して回転させながら焼く料理)が看板メニュー
本格的なペルーのカジュアルダイニング体験を香港で味わうことができます
ロティサリーチキンがあればそれで十分に幸せですが、そのほかセビーチェ、チリ・チキンウィング、Salchipapaなどサイドディッシュが充実していますのでぜひ一緒にご賞味ください
La Parrilla 【中環、北角】

香港には美味しいアルゼンチンステーキの店がいくつもありますが、ここはその中でも屈指の実力店
最高のコスパで、でも赤身の肉をワインは妥協したくない方におすすめです(特にステーキの焼き加減が最高)
リブアイ、サーロイン、Tボーンなどのステーキを決めたら、エンパナーダやCreamed Spinachなど伝統的なアルゼンチン料理と合わせて召し上がりください
The Daily Tot 【中環】

こちらはセントラルにあるラム・バーです
ラムベースのカクテルを豊富にサーブしており、そのラム愛を感じます
内装も心地よいリラックス空間で、食事の後のまったり時間を過ごすのに如何でしょうか
KABOOM 【尖沙咀】

ビクトリア・ハーバーへの眺めが良いことでもよく知られるこちらのKaboom
友人や家族の小規模パーティによく合う雰囲気で、カジュアルにお使いいただけます
カリブに限らず、東南アジアなどのアジアン料理も多分にインスパイアされており純粋なカリブ料理ではありませんのでご容赦ください
まとめ
如何でしたでしょうか
ミシュランレストランからご紹介しましたが、その他にもいくつも新規開店と閉店があるようで、根付きそうで根付かない、そうした印象がありました
まとめるとアルゼンチンステーキ、ペルー料理は一定の地位を築いていますが、それ以外はもう一息頑張ってほしい
個人的にはラムのThe Daily Totはリピートしたいお店でした