香港の旧正月の名物 銅鑼湾ビクトリアパークのフラワーマーケットを詳しくご紹介

香港

毎年、旧正月前に旧正月期間中の花を販売するフラワーマーケット(年宵花市)が開催されます

香港中の多くの場所で市場が立ちますが、中でも香港島 銅鑼湾にあるビクトリアパークのフラワーマーケットは規模も大きく注目です

この記事では、今年2025年の実際の様子を写真付きでご紹介するとともに、香港の旧正月を飾るに相応しい縁起を担いだ花や植物についても詳しく解説していきます

せっかくの旧正月(春節)を香港で過ごすなら、風物詩とも言えるフラワーマーケットを覗いてみてはいかがでしょうか

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いつ開催されるの?

ビクトリアパークでのフラワーマーケットは、旧正月が始まる前の1週間で2025年は1月23日〜29日の間開催されます

多くの花の屋台の他に、旧正月の飾り物、軽食やスナック等の屋台などが400軒近く出店されます

開催時間は以下の通りです

1月23日〜24日8:00〜24:00
1月25日〜27日8:00〜25:00(深夜1時)
1月28日8:00〜翌朝7:00まで夜通し開催

旧正月が近づくにつれ、人の入りも多くなる傾向にあります

ビクトリアパークの場所は?

MTRからは、銅鑼湾もしくは天后からが便利です

マーケットの様子

先日早速、マーケットを訪問しましたので、その場の様子を写真付きでご紹介します

夕方になる前に入りましたので、人混みはさほどでもなかったです

まずはパークの入り口に大きな横断幕で表示されており一目で会場はわかります

フラワーマーケット 入り口

中の様子はこんな感じで、サッカー場を活用しているので広さは十分です

水仙を専門に扱うお店 鉢入りのものは高価ですが、鉢なしのものなら安価に手に入れることができます(3株100ドル)

水仙は、中国の神聖なユリとして知られ、根から増やしていくことができることから幸運、繁栄を象徴する縁起の良い花の一つです

花が咲くと甘いいい香りがするのでおすすめ

次の写真はマンダリンです

幸運、富を意味する語呂合わせなので、おけば置くほど繁栄するようです

風水としても、金色のものを玄関先に置くことで幸運、金運を呼び込めることから人気です

次は桃です

ほとんどは枝しか見えませんが、蕾がついているので、これから咲き始めて見頃を迎えます

大ぶりな枝を飾れるだけの大きな花瓶が必要ですが、それが高貴を象徴するようで、ロマンス、繁栄、成長を表すことから縁起の良い飾りです

次はお馴染み胡蝶蘭です

豊かさ、洗練、豪華、純潔をもたらす花として知られています

綺麗な鉢に入った大ぶりのものは高価ですが、シンプルな簡易ポットに入ったものなら3つで100ドルとリーズナブルに入手できます

実際に会場から胡蝶蘭を持って帰るグループも多くみられました

お次はユリです

長続きする幸せ、白髪になるまで末長く平和である意味があり、また純潔のイメージもあり縁起物の花です

花が咲いた時の甘い香りも正月らしくて華やぐのでしょう

そのほか、菊や猫柳、グラジオラス(剣ユリ)などもよく見かけました

最後に会場内で買った冷凍イチゴ(飴かけ)

大粒の冷たいイチゴがほんのり砂糖にコーティングされていて美味しい

赤色が縁起物なのだと解釈しました

まとめ

香港では、「開花富貴」という花が咲くように富が満ち溢れる様子にちなんで、旧正月(春節)を前に花を購入し、家や職場を飾ります

せっかくのおめでたい季節ですし、独特の盛り上がりを見せるフラワーマーケットです

朝から深夜まで開いていますので、ご都合のつくタイミングで覗いてみることをおすすめします

きっとお気に入りのお花・植物が見つかることでしょう!

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