通常なら歯ブラシ、クシ、カミソリ、ペットボトルなどはホテルから無料でもらえるから大丈夫と高を括っている方も多いかと思いますが、香港では24年4月24日より、使い捨てプラスチックの使用が段階的に禁止となっています
そのため、飲食関連の使い捨てプラスチック容器、食器にとどまらず、ホテルのアメニティにも影響が出ています
この記事では、その規制の内容を紹介するとともに、影響の出ているホテルのアメニティに関して詳しく見ていきます
この記事をご覧いただければ、香港への旅行・出張での持ち物リストの再点検にお役に立てるはずです
使い捨てプラスチックの規制について
第一段階(2024年4月22日〜)
飲食店関連
使い捨てプラスチック食器、スプーン、フォーク、ストロー、マドラーなど店内飲食とテイクアウトの両方で提供禁止
使い捨てプラスチック製カップ、カップの蓋、容器、容器カバーは店内飲食のみ提供禁止、テイクアウトではOK
その他のプラスチック製品
綿棒(棒の部分がプラスチックのもの)、バルーンスティック、パーティハット、傘袋など
ホテルやゲストハウスのアメニティ
プラスチックハンドルの歯ブラシ、プラスチック容器の歯磨き粉、シャワーキャップ、カミソリ、クシ、プラスチック容器に詰められたシャンプー、ボディウォッシュ、ハンドサニタイザー、その他 客室でのプラスチックボトル入り飲料水の無料提供禁止
第二段階(暫定2025年)
飲食店関連
使い捨てのプラスチック製カップ、カップの蓋、容器などが店内飲食もテイクアウトも両方提供禁止
その他のプラスチック製品
飲料缶をまとめるためのパックリング、テーブルクロス、デンタルフロスの販売および無料提供禁止
ホテルのアメニティへの影響
すでに第一段階の規制で、ほとんどのプラスチック製のアメニティは禁止されていますので、ホテルによってはアメニティの配布を止め有料化したり、植物由来の素材の歯ブラシに買えたり、容器を持ち運べない詰め替え式に切り替えるなどで対応しています
そのため、アメニティ程度で追加料金を請求されたり、配布されなかったりという場合がありますので、できるだけ自前のアメニティを持っていくようにしましょう
香港旅行・出張時の注意点
環境にも配慮して、ぜひ持参を検討していただきたいのが以下のアメニティです
- 歯ブラシ(竹の歯ブラシが苦手な方は、自宅から旅行用の歯ブラシセットを持参)
- カミソリ(自宅から持っていきましょう)
- くし・ブラシ(必要なら)
- 小さめの水筒・マイボトル(ボトル持ち込みで値引きしてくれる店もあり)
- 旅行用のスプーンやフォーク(ヨーグルトなどを食べるに便利です)
まとめ
飲食業界が慌ただしく規制に対応しているのが目立ちますが、ホテル業界も案外プラスチックを多く使っているようで、人知れず影響が大きいです
慣れない旅行先・出張先で「しまった」とならないように、もう一度荷物を確認しておきましょう
では!
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