HSBCで口座を開くとまず1冊小切手を作ってくれます
まずはこの1冊目を使うことになると思いますが、色んな支払いに充てていると案外すぐになくなってしまいます
私も先日ちょうどなくなってしまい追加発行をしましたが、HPで確認しても案外と追加発行のやり方が分かりにくいので皆さんの参考になればと記事に残しておきます
作れるHSBC小切手の種類
これから小切手(香港ドル)の追加発行をお願いするわけですが、どちらが必要になるかを予め決めておきましょう
HSBC香港で作れる小切手は2種類です
なお、この記事ではイギリス英語の”Cheque”で統一します。意味・発音はアメリア英語のCheckと同じです)
- Bearer cheque(ベアラー・チェック)
- Crossed cheque(クロスド・チェック)
Bearer cheque(ベアラー・チェック)
Bearerは「持参人」という意味で、その小切手を持っている人なら誰でも、発行元の銀行の窓口で現金に払い戻しできる小切手です
誰でも換金できるというのが特徴で、現金に近い特性があり柔軟性に優れています
一方で、現金に近い特性となりますので、何かのトラブルで意図しない第三者へ渡ってしまった場合、自由に現金化される恐れがあり取り扱いに注意が必要です
とはいえ、Bearer chequeでも書き方を工夫することで安全性を高めることができるようになります
現金を渡すように使うならこちらの小切手を申請しましょう
Crossed cheque(クロスド・チェック)
「線引き小切手」と呼ばれるもので、その名の通り、小切手の真ん中に2本線が引かれています
Account Payee Only(受取人の口座にのみ入金)と印字されており、指定人の口座が分かっている場合に安全性が高い状態で小切手を使えます
従って、仮に間違って第三者に渡ったり、紛失があっても、第三者では現金化できないです
柔軟性はBearer chequeと比べ落ちますが、入金先が分かるような時にしか小切手を使わないのであれば、安心のためにこちらの小切手を申請しましょう
小切手追加発行の申請方法
ATMで
HSBC香港の小切手の追加発行は、ATMで行うことができます
- いつも通りキャッシュカードを挿入し
- PINコードを入力したら、メニュー画面が出てきます
- 画面の下の方に「Others」を選択します
- もう一度「Others」を選択します
- 「Order a new Cheque book」を選択します
- 30枚綴りか50枚綴りかを選択します
以上でATMでの手続きは完了です
オンラインバンキングで
口座を作った後に、オンラインバンキングにも申し込んでいると思います
HSBC公式ページから申し込みをすることができます
- まずはHSBCオンラインバンキングにログオンする
- ホーム画面でもどこの画面でもいいので「Chat with Us」アイコンをクリックする
- チャットが始まったら「Cheque book」と入力する
- 会話に従い、通貨などを選択していく
これで手続きは完了です
申請後の流れ
手続き完了時に画面にも表示されますが、小切手はその場では発行されず、後日登録している自宅等の住所に郵送されます(1週間〜10日程度)
まとめ
オンラインバンキングはやや使いにくいので、迷ったらATMの方がいいと思います
今となっては、FPSやPaymeなど便利な送金方法ができましたので、小切手が使われる場面が減りましたが、現金やアプリよりも便利な時がありますので、切らさずに持っておくといいでしょう