【香港の台所】ディープな「街市」巡りで新鮮なローカル食材をリーズナブルにお買い物

香港

香港で市場というと「街市」が有名で、ローカル香港人にも御用達の食材の宝庫です

大体各駅に一つの割合である街市ですが、大小さまざまありますが、どローカルでディープなものから、目の前でどんどん売れていく人気の街市まで様々

香港の珍しい野菜や果物、海鮮を探すならぜひ訪れたいところですが、広東語の基礎用語だけでも押さえておくと店員さんとコミュニケーションできていいですよ

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街市とは?

「gaai si(ガイシ)」と読みます

簡単に表現すると市場です

大体1階が肉と魚、2階が野菜や果物、3階がフードコートとなっていることが多いです

「熟食中心」と書かれたフードコートでは庶民的な価格で、美味しいものが食べられるので、人気があります

街市でのお買物

まずフロアーを一周して売っているものの鮮度や、価格の相場感を掴んでおきましょう

いっぱい色々話しかけてくれますが、広東語では何を言っているかわかりません

英語はほとんど通じません、中国語もちょっと怪しいですので、簡単な数字だけでも広東語を覚えておくといいでしょう

支払いは基本的に現金払いです(時々Octopusカードが使える店もあり)

肉の種類によってお店で分かれています

豚肉、牛肉など、それぞれのお店で解体し、店先に肉をぶら下げるスタイルなので、欲しい部位を欲しい量だけ買うことができます

肉を見てどこの部位かわからない時は、すでに切ってあるものを見てもOKです

魚介

水槽で泳いでいる魚や氷の上に並べている魚から選ぶことができます

氷の上の魚は、目を見て鮮度を確かめます

魚を選ぶと、店員さんが鱗と内臓を取っておくか、聞いてくれることが多いです

魚のほか、エビ、カニ、カエルやスッポンなんかも売っています

野菜・果物

中国産の野菜・果物を中心に扱っていますが、中に地元香港産の野菜や日本産もあります

香港人のソウルフード(食材)といっても過言ではない菜心(チョイサム)などはものすごい量がリーズナブルな値段で買えます

中国産の果物も、日本産よりも味が美味しいものも少なくありません

荔枝や龍眼、西瓜をはじめ、パッションフルーツ、ドリアンなど日本ではなかなか手に入らない果物もお手頃価格で売っています。新鮮で美味しいですから、ぜひチャレンジしてみて頂きたいです

乾物、調味料、豆腐、たまご

街市では出来立ての豆腐を買うことができます

常温で置かれていることが多く、買う時間や保存状態によっては、少し匂いがキツくなってくる時があるので、買う前に気をつけてみておきましょう

たまごもケースで販売していて、中国産、タイ産、アメリカ産、日本産などが売っています

味自体は、中国産、タイ産も美味しいので、日本産を買う必要性はあまり感じません

重さの単位にご注意

値段は重さの単位で値付けされています

一斤(ヤッガン/約600g)でいくらと表記されることが多いです

肉や野菜は半斤(ブンガン)でも購入可能です

ちなみに余談ですが、中国の一斤(イージン)は500gです(理由はわかりません)

一部の肉・野菜は「磅(ボン)ポンド(約450g)」あたりの値段で表記されていることもあります

ザルに盛られたものは「份」で表現されています

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有名な街市 3選

北角 渣華道街市

2階のフードコートにある「東寶小館」が有名で、夕方〜夜だけの営業です

ランタオ島 香港街市

他の街市に比べ圧倒的に綺麗で品揃えも豊富なのが香港街市です

各国からの果物や、地元香港産の野菜なども要チェック

九龍 樂富街市

新しい設備を備えて比較的綺麗な街市です

香港産食材、オーガニック食材があり、いいものがリーズナブルに売っている印象です

まとめ

上にあげたおすすめ街市以外にも近くの街市を覗いてみるといいと思います

1階の肉・魚エリアは基本的に床面が濡れていますので綺麗な靴やサンダルで行くのは避けたほうがおすすめです

いいローカル食材との出会いがあることを願っています

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