香港からフェリーで行ける離島シリーズで、今回は坪州(Peng Chau)についてです
ディズニーランドがあるランタオ島の南東に浮かぶ小さな島で、特に栄えているものは無く見どころも少ないのですが、何よりリラックスしたゆったり時間が流れているので、香港の喧騒や人混みに疲れた心にはピッタリです
この記事では、坪州の概要の紹介から主な見所までご紹介します
土日に何もすることが見つからなければ、ちょっと足を伸ばしていくといいですよ
坪州の概要
香港新界離島区にある島で、ランタオ島の南に位置しており、島から北を望めば香港ディズニーランドのホテルが見えます
またその少し西側にディスカバリーベイの高級マンション群も臨むことができます
島には人口約6500人
島の面積は1平方キロメートルだけで、簡単に一周することができます
島の北側には遊歩道があり、南側には手指山という小山があり、そこから周囲を眺めることができる展望スポットです
なお島には自動車がないので、自転車か徒歩が主な移動手段です
そのためか、街の中は静かで鳥の鳴き声や波の音が耳に入ってきます
島への行き方
中環↔︎坪州
一番のメジャーな行き方は、香港島の中環(Central)フェリーの6番埠頭から港九小輪(HKKF: Hong Kong and Kowloon Ferry Holdings Ltd)が船を定期運行しています
所要時間は25分〜40分(高速船かどうかによる)
普通船なら月〜土曜まで19.8HKD、日曜祝日は28.4HKDです
高速船は月〜土曜まで36.9HKD、日曜祝日は54.3HKDです
子供(11歳まで)は半額、3歳以下の幼児は無料です
タイムテーブルはこちらの写真をご参考に
長州↔︎坪州
長州とも航路があります
坪州、梅窩、芝麻灣を巡るルートでアクセス可能です
坪州から梅窩が20分ほど、梅窩-芝麻灣が約15分、芝麻灣-長洲が約20分、長洲-梅窩が約35分です
大人14HKD、子供7HKDです
坪州の見どころ
上にも書きましたとおり、1平方キロにも満たない島ですので、すぐに散歩しながら1周できますが、小高い山や可愛らしいビーチもあり、かつての産業の名残など変化に富んだコースで飽きません
ここでは代表的なスポットをご紹介します
永安街 Wing On Street
飲食店や食材店が並ぶ商店街のようなエリア
小さな間口の店が多いですが、リノベ店舗などが多く綺麗な印象です
おしゃれなカフェなどもありますので、昼食を取ったりするのも問題ありません
写真では伝わりきらないですが、細い小道の両脇に焦点が並んでいます
中でもおすすめはToday’s Bakery
昔ながらのふわふわパンを味わえます
手指山 Finger Hill
島の南東部にあります標高95mの眺望スポットです
360度パノラマのSea View!と観光マップにはありましたが、木があってそこまでパノラミックには見えませんでしたが、景色のいいスポットです
標高95mしかないので時間としてはすぐに登れますが、写真のような階段をずっと登りますので、やや負荷あります
ただ、全部舗装されていますので小さなお子様連れでも安心して行けますよ
登りきったところにある東屋で景色を楽しみながら休憩
景色はこんな感じです(北側に海を挟んでディスカバリーベイが見えます)
島内のアート
学校やお店などの壁をアートで彩ったものが多いので、散歩中に目を楽しませてくれます
こちらは学校脇の壁画です
そのほか、家の壁がカラフルなのでこちらも見ていて楽しいです
プロムナードからの夕陽
フェリー乗り場から南北に伸びている遊歩道から眺める夕陽も綺麗です
海も穏やかですので、ゆっくりと沈んでいく夕陽を眺めていると心が落ち着いてきます
人が少ないのもありますが、ゆっくりと眺められます
ビーチで砂遊び
フェリー乗り場の逆側の湾に小さなビーチがあります
ちょうど、龍母廟(Dragon Mother Temple)の前にありますが、水が綺麗で穏やかです
シーズンになれば泳ぐ人も多いのでしょうが、1月後半に行きましたので、流石に泳いでいる人はいませんでした
綺麗な砂浜の上で、のんびり潮騒を聞くのもよし です
島の北側にある離れ小島「大利島(Tai Lei Island」には下の写真のような橋がかかっており誰でも徒歩で渡れます
こちらにも小さなビーチがありますが、ここはもっと水が澄んでいます
こちらは砂ではなく貝殻が寄せられてできたところですのでちょっと足は痛いかも
まとめ
いかがでしたでしょうか
香港は狭いところに人が多いので、坪州の人の少なさと車がない環境に癒されます
気合いを入れずになんとなく足を伸ばす、そんな週末のお出かけにおすすめです
では