2023年12月末に公開された香港映画「金手指(ゴールドフィンガー)」は、俳優アンディ・ラウとトニー・レオンの18年ぶりの共演で話題となりました。この作品は、1980年代の香港を舞台に、当時世間を騒がせた大型企業「佳寧集団(Carrian Group)」をめぐる汚職詐欺事件をモデルに描いています
- 公開日: 2023年12月30日
- 監督: 莊文強(フェリックス・チョン)
- 主演: 劉徳華(アンディ・ラウ)、梁朝偉(トニー・レオン)、蔡卓妍(シャーリーン・チョイ)、任達華(サイモン・ヤム)、方中信(アレックス・フォン)
「金手指」は、香港を代表する2大俳優が16年ぶりにW主演を務める作品であり、エンペラー・モーション・ピクチャーズが約56億円の製作費を投じた超大作です(全世界売り上げで既に回収済み!) この映画は、香港の魅力的な風景とともに、汚職と陰謀に満ちたストーリーを描いています。
「金手指」のあらすじ
1980年台の香港、
上場企業の「佳寧集団」は短期間に急成長し、市場価格が100億香港ドル以上に膨れ上がりました
その裏では、贅沢な人生を手に入れるために100香港ドルから巨万の富と権力を築き上げる方法を追いかける物語です。ヘンリー・チン(トニー・レオン)は、既存のルールにお構いなし、手段も選ばず財産と権力を操るようになります。
しかしその後 株式市場の暴落により株価は急落、同社は突然の精算され、市場価値は霧散してしまう
ICACの主任調査官ラウ・カイユエン(アンディ・ラウ)は、会社創設者のヘンリー・チン(トニー・レオン)が関与した犯罪陰謀を暴き、長期にわたる調査に巻き込まれることに・・・
いまさらですが アンディー・ラウとは?
アンディー・ラウは香港の俳優、歌手、映画プロデューサーです
ジャッキー・チェンらとともに四天王と呼ばれ一世を風靡しました。5度の主演男優賞を受賞、香港映画界の「影帝」です。チャリティーにも積極的で書道の腕前も知られており、出演映画のタイトルを自らの筆で描いていることもあるとか
出演作品としては日本では「インファナル・アフェア」シリーズが特に有名ですね
トニー・レオン 有名作品など
テレビドラマなどで活躍後、1980年代より映画界へ進出し、香港、アジアのみならず世界中にファンがいるトニー・レオン
アンディ・ラウと同じく「インファナル・アフェア」が有名ですが、そのほか「悲情都市」「Red Cliff(ジョン・ウー監督)」も有名
日本での公開は?
残念ながら今のところ日本での公開についての具体的な情報は見当たりません。香港に来てみていただくか、ネットで見るかどちらかですね。アンディ・ラウとトニー・レオンの再共演を楽しみにしている方々にとっては日本公開にも期待したいです!