7月26日から始まったパリ2024年オリンピックですが、香港からも多くの代表選手が出場しています
香港からは、合計35人が出場しており陸上、バドミントン、自転車、フェンシング、体操、ローイング、セーリング、競泳、卓球、テコンドー、トライアスロンの13競技に出場します
この記事ではその中から特に注目される選手をご紹介します
この夏の観戦の参考になればと思います!
フェンシング 江旻憓 (ビビアン・コン)Vivian Kong Man Wai
女子エペ個人で出場のビビアン・コン選手は1994年2月8日生まれ、左利きのエペフェンサー
リオ五輪、東京五輪にも出場している彼女だが、2024年パリ大会では、準々決勝でOlena Kryvytskaを下し、準決勝ではNelli Differtに勝利している
最終の決勝戦ではAuriane Malloを1−7の窮地から逆転し13−12で勝利し、香港史上3人目の金メダリストとなった!(女性金メダリストとして二人目)
フェンシング 張家朗(エドガー・チョン)選手
男子フルーレ個人で出場するエドガー・チョン選手は、1997年6月10日生まれの香港人
東京五輪の男子フェンシングで金メダルを獲得しており、パリ大会でもメダルを狙う有力選手の一人
東京大会では25年ぶりとなる香港の金メダル獲得に沸きましたが、パリ大会でもメダルを狙えるのか注目が集まっていました
そのエドガー・チョン選手、準決勝で日本代表の飯村選手を15-11で破り、決勝においてもイタリア代表 マッキ選手を15-14の激戦の末に2大会連続の金メダルを獲得しました
フェンシングは高等中学4年(日本での高校1年)から始めた
競泳女子 何詩蓓(ホーヒー・シボーン)選手
東京五輪の自由形100m, 200m自由形で銀メダリスト
今年2月にドーハでは、200m自由形で金メダル、100m自由形で銀メダル、100m平泳ぎで銅メダルを獲得するなど、今季も絶好調で、複数のメダルを狙える位置につけている
29日の予選では好タイムをつけ200m自由形で決勝へ進出
7月30日の女子200m自由形決勝では、1分54秒55のタイムで銅メダルを獲得し、さらに8月1日に行われた競泳女子100m自由形決勝では、52秒33のタイムで銅メダルを獲得しました
テコンドー 盧蔚豐(ロー・ワイフォン)選手
男子68キロ級に出場するロー・ワイフォン選手は2002年9月12日生まれ
24年3月に行われたアジア予選で、アフガニスタン代表に敗れ、銅メダルとなり、本来オリンピックの出場権を獲得できるのは上位2位のみであったが、アフガニスタン代表アッバス選手は、難民チームに代表資格がないことが判明し、繰り上げで出場が決まった
香港人としては、初のオリンピック・テコンドー選手となった
8月8日初戦が始まります!