【港澳珠大橋経由】2024年香港からマカオへバスで移動する方法をご説明します

香港

香港からマカオへの行き方は、一般的なフェリーの他に、橋を渡って車・バスで入る手段があります

この記事では、香港からバスでの移動について、手順に沿って流れや料金、所要時間についてご説明します

日帰りでも行ける近い外国ですので、香港旅行に時間が余った際にはぜひマカオまで足を伸ばしてみてはいかがでしょうか 

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香港とマカオを結ぶ港珠澳大橋

この橋は「港珠澳大橋」と呼ばれており、中国広東省珠海市と、マカオ、香港ランタオ島までをつなぐ世界最長の海上橋で全長49 .9kmにも及ぶ長大な橋です

橋の拠点として、香港側は香港国際空港のすぐ東側に作られた人工島にある「港珠澳大橋香港口岸」が起点となり、マカオ側はこちらも埋め立てて作られた人工島に「珠澳口岸人工島」が設置されています

この間をシャトルバスが往復していますので、フェリーを使っていた部分をバスに置き換えたようなイメージで移動できます

港珠澳大橋
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バス移動の流れ

先に大まかな流れを整理しておきます

  1. 香港側のターミナルである港珠澳大橋香港口岸に到着
  2. 出国審査(空港のパスポートコントロールのイメージ)
  3. バスチケットの購入
  4. バスに乗車
  5. マカオ側のイミグレーション「澳門邊檢大樓」に到着、下車
  6. 入国審査
  7. マカオの目的地へ移動

香港側のターミナル 港珠澳大橋香港口岸への行き方

市内から向かうならタクシーもしくはエアポートバス(City Flyerなど)で行くのが便利です

香港島側からの場合、例えばA12を使えば、上環〜小西湾まで主要エリアを経由した後に、快速でターミナルである港珠澳大橋香港口岸まで向かってくれます

到着後、出国審査(パスポートコントロール)

珠海、澳門(マカオ)方面の案内に従って歩いて行きますと、出国ゲートにつきますので、そこでパスポートを提示しイミグレ手続きを済ませます

バスのチケット購入

イミグレーションを通過したらバスのチケットを購入します

大人65香港ドル、子供(3〜12歳)及びお年寄り(65歳以上)、体の不自由な方は33ドルのチケットを券売機で購入します(有人窓口もあります)

券売機でのお支払いは、オクトパスカード、Alipay、WeChat で支払えます、現金やクレジットカードの場合は有人カウンターで購入します

バスに乗車

チケットを手に入れたらバスに乗車ですが、その前のどこかでチケットのQRコードを読み取ってくれる係員がいますので、流れに沿ってやりましょう

バス乗り場まで少し歩きますが、澳門(マカオ)の方に行く乗り場を目指して歩きます(迷わず行けます)

待機しているバス(2階建バスも、1階建も同じ)がいると思いますので、順番に乗り込みます

仮に直前で出発されても、次から次にきますので、心配せずに次の便に乗れば問題ありません

なお、座席の指定はありませんので、空いている席に座りましょう

ほとんどの席が埋まった段階でバスは出発です

マカオ側のイミグレ「澳門邊檢大樓」に到着

到着したら全員降車して、イミグレーション手続きをしてマカオに入境します

入国審査

Visitorの方に並んで、パスポートを提示するだけで、スムーズに行くはずです

なお、スタンプの代わりにスリップを挟んでくれますので、滞在中は無くさないように

マカオ内の目的地へ移動

入境後は、タクシーで移動するか、宿泊予定のホテルのシャトルバス(宿泊客でなくても乗れるバスも多い)、公共交通のバスを使って移動します

なお、セナド広場方面には101Xに乗って向かうことができますよ(6香港ドル)

料金は香港ドル、人民元、マカオパタカはどれも同じ価値で支払うことができます

ご参考に澳門邊檢大樓の位置はこちらです

所要時間・料金

シャトルバスはおよそ40分程で到着します

制限速度で進むので非常に快適ですし、基本的に道路はガラガラですので渋滞の心配もありません

バスはピーク時は5分間隔で運行され、夜間は本数が少ないですが、24時間運行しています


上でも書きましたが、大人65香港ドル、子供(3〜12歳)及びお年寄り(65歳以上)、体の不自由な方は33ドルのチケットを券売機で購入します(有人窓口もあります)

券売機でのお支払いは、オクトパスカード、Alipay、WeChat で支払えます、現金やクレジットカードの場合は有人カウンターで購入します

メリット・デメリット

トータル所要時間は、前後の移動を含めて考えるとバスの方が多少長いかも知れませんが、大きく変わりません

バスのメリットは

  • 船酔い、船移動が弱い人にはおすすめの安定感
  • 本数が多く、チケットの制限がない(フェリーはすぐに満席になる)
  • 夜間の移動もできるし時間を気にしないでいい
  • 安い(フェリーは190ドル、バスは65ドル)

デメリットは

  • 所要時間が少し長い(20~30分ほど追加のイメージ)
  • 予約できない

まとめ

これまではフェリーでばかり使っていましたが、先日連休にマカオに行って帰りの便が深夜しかない、と分かり急遽バスに切り替えたのですが、案外スムーズ&快適に移動できました

フェリーでチケットが取れない等でお困りの時にはぜひ気楽な気持ちでシャトルバスをご検討してみてはいかがでしょうか

個人的には次回以降はバスで十分だな、と感じました

ご参考に、フェリーでの行き方を記事にしていますのでこちらもご参考に

るるぶ香港・マカオ’25

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