香港の歴史的建造物を巡って、イギリス統治時代へタイムスリップ

生活

香港の歴史は決して長くはありませんが、イギリス統治下から始まる多様性から非常に魅力的な建築物が多いです

特にかつての建築物を修復しながら、今では新しい命を吹き込まれ文化的な発信拠点であったり、クリエイティブな存在であったり、和多く存在します

この記事では、幾つもある重要な歴史的建築の中から、特に香港の歴史を感じられ、観光コースにも取り入れやすい建物をいくつかご紹介します

ふと見る建物のことを調べれば、きっと見方も変わるかもしれません

それでは最後までご覧ください

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The Peninsula ザ・ペニンシュラ香港 【尖沙咀】

かつて「東洋の貴婦人」と称されたコロニアルスタイルの建物としてビクトリアハーバーに面した一等地に1928年から営業するThe Peninsula香港

伝統、格式の高さで他の追随を許さず、各国要人や映画スターや超セレブなどの御用達のホテルです

尖沙咀前水警總部 1881 Heritage

The view from left side / 左岸からの眺め
Photo sourced by Tripadvisor

尖沙咀のフェリー乗り場そばにある小高い丘に立つ1881 Heritageは、かつての水上警察署です

1880年初頭に建築されたこの建物は、ビクトリア・コロニアル調と新古典派を組み合わせた設計

中庭は、観光地のど真ん中であることを忘れさせてくれるほど静かな雰囲気があります

Hong Kong Court of Final Appeal 香港終審法院【中環】

午前11時:中環(Central)地区を観光
Photo sourced by Hong Kong Tourism Board

香港の中心部である中環にあるこの建物は、現在も終審法院(旧最高裁)として使用されています

1912年に完成し、中央のドームとコロニアル様式の外観が特徴です

かつて日本統治時代には、香港兵隊本部として使われた歴史もあります

屋根には正義の象徴である、天秤と剣を持ったテミスの像が立っています

大館 Tai Kwun

Tai Kwun; Credit: Mike Pickles
Photo sourced by Cathey

中間の中心に旧警察本部や監獄を改装した歴史とアートの複合施設が10年以上の改修ののち、2018年に誕生しました

170年以上の歴史を持つ警察総部大樓や、実際に監獄として使われていた「B倉」などは一見の価値あり

The Foreign Correspondents’ club 外国人記者クラブ【中環】

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Photo sourced by Tripadvisor

通称FCCと呼ばれる外国人記者クラブも、イギリス植民地時代の建築様式を今に伝える建造物です

レンガと化粧漆喰の低層建築として1913年に建てられ、かつてはこおりや乳製品の冷蔵倉庫として使われていたことから、周囲にIce Houseの名前が残っています

1982年にFCCはこの建物に移転し、以降、ジャーナリスト、外交官などの交流の場として使われてきました

包帯を巻いたようなデザインが特徴的です

Western Market【上環】

Photo sourced by Urban Renewal Authority

1906年に完成した特徴的な赤煉瓦造りの建物で、この辺り一体でも最も古い建物の一つです

エドワード朝様式の建物に、現在は布地や衣類を扱う小売店が所狭しと入っています

Blue House Claster 藍屋 【湾仔】

Blue House
Photo soured by Hong Kong Tourism Board

イエローハウス、オレンジハウス、ブルーハウスという3つのカラフルな建物が連なって構成される集合住宅です

元は地元住民に中国医学を提供する病院として使われた後、中国医学の神 華蛇の廟となり現在に」至っています

ブルーハウスの青は、水道局で使う塗料が残ったことから、その余った塗料で1990年代に塗られたことから誕生したそうです

University of Hong Kong 香港大学

Photo sourced by Tripadvisor

1911年に創立された香港最古の大学で、講堂をはじめ、時計台、音楽図書館などの歴史的建造物が点在しています

白亜の時計塔が美しい本部大楼は、1912年に落成した学内最古の建築物で、中庭を囲むアーチ型回廊もきれい

また、、香港で最も古い博物館「香港大学博物館」が正面入り口から入った階段すぐ左手にあります

Lui Seng Chun 雷生春堂 【旺角】

雷生春
Photo sourced by Hong Kong Tourism Board

雷生春堂は、九龍バス(KLB)の創設者の一人である雷氏によって1931年に建てられた

建築当時は、1階は薬局として、上階は居住部屋として使われたが、70年代には住居として使えわれなくなり、2004年から修復され今に至る

唐樓(トンラウ)と呼ばれる中国スタイルの店舗兼住宅で、曲線のあるベランダがあるなど住居的な要素があるのが特徴

Murray House 美利樓 【赤柱】

1844年に中環に建てられたイギリス軍将校の住居として建てられた建築物を、その姿を残していくために、2000年に保管されていた石材を使って赤柱(スタンレー)に当時の姿のまま再建されました

コロニアル様式の3階建の洋館は、現在は商業施設として利用されており、スタンレーのランドマーク的存在

暗くなってから照明に浮かび上がる夜景も綺麗です

まとめ

いかがでしたでしょうか

1800年前半から戦前にかけての建築物の色合いが特徴的で見ていて飽きませんね

ここで挙げた以外にも歴史ある建築物が多くあり、詳しくは香港政府が定めた1〜3級の認定のうち、特に1級については要注目です

ご参考までにリンクを貼り付けておきます

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