【初心者OK】お子様連れでも行ける香港のお手軽ハイキングコース5選

香港

長い夏の間はビーチにプールの開拓に励んでおりましたが、秋に入ってからはアウトドアな気分になりましたので、早速ハイキングの記事をまとめました

すでに香港ローカルブロガーに紹介されているコースが多いですが、日本語の記事でまとまっているものが少なかったので、どこに行こうかと迷っているような方のご参考になればと思います

記事の内容としては、ハイキング初心者もしくは小学校低学年や未就学児のお子様がいらっしゃるようなファミリー層を想定してまとめています

週末ハイキングの計画のご参考になれば嬉しいです!

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香港のアウトドア概要

都会のイメージが強い香港ですが、その面積の約7割が山と森林、そして離島で成り立っていることから、一部の大都市エリアを除くとすぐ裏に自然が広がっています

多くのルートはイギリス統治時代に開拓され、その後も多くのハイカーによって整備されてきました、政府もこうした自然教育・観光資源には力を入れているようです

近年ではコロナによる屋内レジャーや海外旅行の制限から域内のアウトドアがあらためて注目され人気が再燃しています

初心者も安心のハイキングコース5選

香港には様々なハイキングコースがありますが、多くはMTRやバスで簡単にアクセスできるコースが多いので、ご自身の目的や体力に応じてコースを選ぶことができます

この記事では数あるハイキングコースの中から、小さはお子様をお連れの方でも行くことができるハイキングコースもしくはアウトドア散策といったレベルのコースをご紹介します

小学校高学年以上の方、大人の方にはやや物足りないかもしれませんが、短時間でも行くことができますので、皆さんでお楽しみいただけると思います

ぜひ香港のアウトドアをお楽しみください

城門水塘 Shing Mun Reservoir 【新界】

城門水塘(Shing Mun Reservoir) | Hong Kong Tourism Board
Photo source: Hong Kong Tourism Board

まずは香港アウトドアの中でもご家族連れでも気軽に楽しめて、写真映えする人気ハイキングスポットの城門水塘をご紹介します

MTR荃湾(Tsuen Wan)駅からミニバスで約20分の距離にある貯水地ですが、自然を感じられる森や昆虫のほか、サルなどの野生動物も生息しています

貯水地をぐるっと回ると約9.5kmのトレイルで、約3時間の行程ですが高低差が大きくなく、程よく整備されたコースですので体力的には楽です

とはいえ子連れでは何かと時間がかかるので1/3周ほどで引き返してもOK

途中には白千層步道(Paperbark Tree Corridor)の並木道や白千層樹林(Paperbark Tree Grove)のフォトジェニックなエリアを満喫しながら進めます

写真がお好きな方におすすめのハイキングコースです

アクセス

MTR荃湾(Tsuen Wan)駅B1出口からキャッスルピークロード(Castle Peak Road)にかかる橋を渡り、兆和街(Shiu Wo Street)に抜けると、ミニバス82番があります(下図の位置)

ミニバス82番(平日は81番)で約20分 終点の城門水塘(Shing Mun Reservoir)で下車

降りてすぐの菠蘿壩自然教育径(Pineapple Dam Nature Trail)から貯水地を回るコースに入れます

ラマ島(南丫島) Lamma Island Family Trail【南丫島】

Lamma Island Family Trail
Photo source: Hong Kong Tourism Board

フェリーに乗って香港の都会の喧騒から離れ、ラマ島で離島ハイキングと海鮮料理を同時に楽しむコースもおすすめです

フェリー乗り場の片側ともう一方を繋ぐルートで索罟灣(Sok Kwu Wan)や榕樹灣(Yung Shue Wan)ではシーフード料理店も多数並んでおり、腹ごしらえしてからスタートできるのも魅力

ハイキングコースも路面もよく整備されているので普段のスニーカーで十分です

約5kmのコースですが、途中で水分の確保ができないので、索罟灣で十分な水を確保しておきましょう

索罟灣の路地を抜けたところにある天后宮(Tin Hau Temple)という海の女神を祀った祠を横目にコースがスタートします

適度なアップダウンがあり、島の一番高いところからは、島を一望できるような眺めの良さもあり、あっという間の1時間半程度のコースです

もし体力と時間に余裕があればさらに北に上がり、北角村碼頭にも足を伸ばしてみましょう

ゴールとしては、榕樹湾(Yung Shue Wan)まで戻ってセントラルに帰るか、2022年にできたばかりの北角村碼頭(Pak Kok Teuen Pier)からアバディーンに戻る便もあります

フェリーの時間はあらかじめチェックしておくと良いでしょう

アクセス

ラマ島の索罟湾(Sok Kwu Wan)への行き方は、香港島のセントラルピア4番(Central Pier No. 4)からフェリーで索罟湾(Sok Kwu Wan)行きに乗り、所要時間は30~40分です

また、香港仔(Aberdeen)から索罟灣へのフェリーもあり、こちらは約35分で到着します

新娘潭 Bride’s Pool 【新界】

新娘潭自然教育径(Bride's Pool Nature Trail) | Hong Kong Tourism Board
Photo source: Hong Kong Tourism Board

昔々、山道をかごに乗って花婿の元に向かっていた花嫁がいましたがちょうどここの滝を過ぎる時に、担ぎ手がうっかり足を滑らせ、かごに乗っていた花嫁は滝壺に落ちて溺れてしまったーーー

そんな伝説がある美しい滝と泉あるこちら「新娘潭」は、バスの停留所から近いため、比較的に簡単に訪れることができる新界の自然スポットです

新界北東部にある船湾郊野公園(Plover Cove Country Park)の一部で、軽いハイキングよし、川遊びしてもよし、と家族連れに人気のスポットです

入り口近くの小川に留まって水場で遊ぶだけでも十分楽しいですし、少々岩場がありますが新娘潭まで行っても大した距離でないので、比較的小さなお子様づれでも問題ありません

どこまで足を伸ばすかはご予定に合わせればOKですが、トレイルの終点には照鏡潭(Mirror Pool)がありそこまで含めてプランして1km, 1時間程の行程です

アクセス

MTR大埔墟(Taipo Market)駅A3出口から、日曜・祝日はバス 275R番で約40分、平日はミニバス 20R番で約50分、新娘潭駅で下車

バス停を降りればすぐにある新娘潭自然教育徑(Bride’s Pool Nature Trail)から入山

ブレマーヒル Braemar Hill 【香港島】

炮台山や北角の南側にあるブレマーヒルは、市街地エリアからアクセス便利な距離にあり、高低差も多くないので、お子様づれにもおすすめのスポットです

特に山から香港島を見下ろせば、ビクトリア・ハーバーを挟んで香港島・九龍を両側に見ることのできる角度なので、普段ピークからの眺めに見飽きた方にも新鮮ですし、思い立ったらすぐに行けるアクセスの良さも◎

視界は開けていないポイントが多いですが、ところどころに存在するView Pointからは絶景が望めます

出発地点となるバス停「寶馬山」からは目の前にある聖貞徳中學(St. Joan of Arc Secondary School)の脇道からコースに入ります、コースに入るまでの最初の階段が急ですが、一度上がってしまえばあとは難易度の低いコースです

中学校の脇の入り口
コースに入るまでの急な上り坂

いくつか途中の視界が開けるView Pointからは、下の写真のような絶景が見られます 撮影時は11月下旬です

アクセス

MTR北角(North Point)駅B3出口からKing’s Road沿いのバス停「Kam Hong Street; King’s Road」から27番バス、湾仔や銅鑼湾方面からは25番バスに乗り、寶馬山(Braemar Hill)で下車

バスの乗車時間はやく20分ほどです

なお、ハイキング途中にもトイレがありませんので、バスに乗る前に済ませておきましょう

バス停で降りましたら、バス停近くにあります聖貞徳中學(St. Joan of Arc Secondary School)の脇道を探してください、校舎の裏側を回ってコースに入れます

魔鬼山 Devil’s Peak 【九龍】

九龍サイドの東端の方にある油塘(Yau Tong)駅から程近い魔鬼山(Devil’s Peak)へいくウィルソン・トレイル(Wilson Trail)セクション3は初心者ハイカーにおすすめの山です

かつてこの辺りを占拠していた海賊にちなんでDevil’s Peakと名付けられましたが、名前とは違ってここから眺める景色は別世界の絶景があります

全長1kmちょっとくらいの1時間弱の行程で、多くの道が整備されていますので家族連れのハイキングに適しています

景色を求めて真っ直ぐ登る場合にはDevil’s Peakの標識に従っていきます、頂上付近には世界大戦中に使われていた砲台がいい感じの遺跡感を醸し出しています

またここDevil’s Peakはは夕陽スポットとしても有名です(足元が暗くなるのでライト持参のこと)

遅めの時間に登って綺麗な夕陽を眺めれば、別の香港の一面を垣間見ることができるでしょう

鯉魚門の海鮮市場街を抜けて南側から上がるルートもありますので、往路と復路で違うルートを取るのもいいかもしれません

頂上から南西方向にビクトリアハーバの眺望
頂上へ続く最後の坂道

アクセス

MTR油塘駅A2出口から駅直結のショッピングモールを抜け高超道(Ko Chiu Road)までいき、そこから将軍澳華人永遠墳場(Tseng Kwan O Chinese Permanent Cemetery)に向かって坂を上ります

しばらく道沿いに登り坂を上りますと左手にウィルソン・トレイル(セクション3)への入り口があり、階段を上がればトレイル・コースに入ります

あとはデビルズ・ピークへの標識に従っていけば到着できます

まとめ

ドラゴンズ・バックやライオン・ロックはちょっとハードル高そうだなと二の足を踏んでいる方にも導入しやすそうなコースを選びました

お手軽なハイキングを思いついた皆さんお出かけプランのご参考になればと思います

また思いついた時にコースを書き足していきたいと思います

では

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