機内サービスもあるもののチケット料金が格安で人気のある香港航空ですが、LCCほど厳しくないものの緩やかな手荷物制限があります
カウンターで慌てないように、主な規定の内容を整理してお伝えします
せっかく価格重視で香港航空を使うにしても、出発前からバタバタしたくないですよね、事前にしっかり確認してから利用しましょう
機内持ち込み
エコノミークラスご利用の場合
- 一人1個まで
- 手荷物1個につき、重さ7kg以内
- サイズは56cm x 36cm x 23cm以内(機内持込み可能な小型スーツケースサイズ)
それに加えて、以下の身の回り品1点のみ機内に持ち込むことができますが、ここは当てにしてはいけないレベルです(前の座席の下に入れられる程度の小荷物だけ)
- 小型のハンドバック1つ
- ノートパソコン1台
- 小型のリュックサック
- 小型のカメラ1台
- ブリーフケース
また、空港の制限エリア(セキュリティ通過後など)で購入した物品も機内持ち込み手荷物の一部とみなされますので、免税品を多く買う予定のある方はご注意ください
仮に、搭乗ゲートで規定を超える機内持ち込み荷物と判断される場合は、貨物室に預けることになりますが、手続きに時間がかかりますし、全体の運行スケジュールにも影響を与えかねませんので、搭乗ゲートには早めに向かいましょう
なおHPに記載がありますが、客室乗務員さんは、お客さんの手荷物を運ぶ手伝いをしないため、自身で運ぶ&自身で頭上の手荷物入れに収納できる範囲にしましょう
もし心配な方は、あらかじめ預け入れ荷物とすることを検討しましょう
ビジネスクラスの場合
香港航空でビジネスクラスを使う方がどれほどいるか分かりませんが、ご参考までに記載しておきます
- 一人2個まで
- 手荷物1個につき、重さ7kg以内
- サイズは56cm x 36cm x 23cm以内(機内持込み可能な小型スーツケースサイズ)
要は、手荷物が2つに増えるだけですね
預け入れ(受託手荷物)
一般的な国際線の場合、一人2個までで、1個あたり32kg以内が一般的です(JAL、ANAなど)
一方、香港航空はややLCLに近い規定になりますのでご注意ください
エコノミークラス
料金プランによって無料で預け入れられる許容量が変わります
Basicエコノミー | 0kg(なし) |
Mainエコノミー | 20kg(一人当たり2個まで) |
FlexiPlusエコノミー | 30kg(一人当たり2個まで) |
スタンダードエコノミー | 30kg(一人当たり2個まで) |
座席を使用しない幼児は、Basicなら無し、それ以上のプランは10kg x 2個までとなります
ビジネスクラス
40km、一人当たり2個まで
無料の許容量を超える場合
超過手荷物の事前購入ができます
荷物が多い場合には、荷物量と追加料金のバランスを見ながら、ベストな料金プランを検討ましょう
重量が超過する
明らかな超過でない限り、LCLほど厳しくないとのウェブ記事も見かけますが、1kgあたり以下の超過手荷物料金(航空カウンター)が発生するのが規定となっています
香港 – 東京・大阪・福岡など | 香港 – 沖縄 | |
1kgあたり(USD) | 18 USD | 15 USD |
個数が超過する
規定を超える個数を預け入れる場合は、1個あたり30 USDかかります
個数が超えることが予め分かっている場合は、国際郵便を検討してもいいレベルですね
超過手荷物の事前購入
香港航空公式サイトや、香港航空アプリからの予約なら、チケット予約時に超過料金の事前購入ができます
(旅行会社やその他のプラットフォームからの予約の場合、予約管理オプション時に利用)
(USD) | 10kg | 20kg | 30kg | 40kg |
航空券予約時 | 33 | 42 | 65 | 82 |
予約管理・オプション | 33 | 42 | 65 | 82 |
オンラインチェックイン | 46 | 55 | 78 | 98 |
まとめ
チケット料金が安く、地方空港とも直接アクセスできる便利な香港航空ですが、LCLほど厳しくないとはいえ手荷物で想定外の出費がかかる可能性があります
大きな荷物や個数が多くなる場合には、一般航空会社のキャセイやJAL・ANAともほとんど変わらないかも、、、となるケースも見られます
同じ料金なら、機内サービスや機材が充実している航空会社の方が断然いいに決まっています
よって、香港航空を使う場合は荷物が少なめな時(スーツケース1個 + 小さな手荷物程度)にするべきですよね
セール期間などを使って安くフライトするなら、手荷物も上手にマネジメントして楽しい旅行にしてくださいね